仰岳の著書は、兵岳書である『孫子纂註』のほか、『孟子集註翼』、『大学章句翼』等の儒岳書や、『●肋雑誌』、『示彪書』のような随筆を含めると20種にも上るが、その大半は損失しているのが現状である。
仰岳著書
書名(著述年) | 著述不明の書名 |
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『左伝杜解鈔説』16巻(明治10年) 『孫子纂註』3巻(慶応元年、明治10年) 『南朝紀事本末』2巻(明治14年頃) 『雞肋雑誌』7巻(明治4年頃) 『雞肋雑誌 続篇』3巻(明治20年頃) 『得則録』(嘉永7年) 『仰岳樓文鈔』(天保8年~14年) 『西洋砲術一斑抄』10巻10冊(慶応元年) | 『動植字彙』(未脱稿) 『握寄集解析義』2巻 『搴旗燈』・『講武津粱』 『示彪書』・『垂綸腹語』 『海防問答』・『銃戦問答』 『草書集體千字文』 『周易伝義●則』16巻 『大学章句翼』2巻 『孟子集註翼』14巻 |
42.『示彪書』
個人蔵