染料の種類

藍


原料の植物はタデ科の植物です。染具合によってそれぞれの色に名前がつけられています。

(左から)1.甕(かめ)のぞき 2.水浅葱(みずあさぎ) 3.浅葱(あさぎ) 4.お納戸(なんど) 5.紺(こん) 6.上紺(じょうこん)

藍甕(あいがめ)
藍甕(あいがめ)
山桃の皮(渋木)

山桃の皮(渋木)
日本の南西部から東南アジアに分布する山桃の木の皮を乾燥させたもの。

榛{はん}の実(矢車)

榛(はん)の実(矢車)
日本各地に分布する榛の木の実が、まだ緑色のうちにとって利用する。

五倍子{ごばいし}

五倍子(ごばいし)
アブラムシがヌルデの葉に傷を付け、コブになったところを乾燥させたもの。

檳榔樹{びんろうじゅ}

檳榔樹(びんろうじゅ)
インド、マレーシア原産のヤシの一種。黒色の染料として利用される。

カテキュー

カテキュー
アカシア属の植物の心材を煮詰めて作った固形エキス。

ゲレップ

ゲレップ
ブラジル・メキシコ・西インド諸島などに生育するクワ科の木。