四万六千日(しまんろくせんにち)

 8月9日に行われる大法要。この日は観音さまの特定の功徳がある日で、縁日に参詣すると功徳が多いという信仰が拡大したもの。この日は一日で四万六千日参詣したのと同じ功徳があるとされる縁日。旧暦では7月9日や10日だったので、新暦の現在は8月にずれている。東京は今も7月で、浅草寺に立つほおずき市はこの縁日のこと。なお四万六千とは数の多さを表現している。