蟇股(かえるまた)や木鼻(きばな)をはじめ社寺建築には装飾的な彫刻が施されている。その彫刻の下絵のことを絵様といい、それを大工自ら描くことも必要であった。しかし絵師によると思われる下絵を所持する大工もおり、また絵様についての技術書も刊行されている。
蟇股(かえるまた)や木鼻(きばな)をはじめ社寺建築には装飾的な彫刻が施されている。その彫刻の下絵のことを絵様といい、それを大工自ら描くことも必要であった。しかし絵師によると思われる下絵を所持する大工もおり、また絵様についての技術書も刊行されている。