蟇股(かえるまた)や木鼻(きばな)をはじめ社寺建築には装飾的な彫刻が施されている。その彫刻の下絵のことを絵様といい、それを大工自ら描くことも必要であった。しかし絵師によると思われる下絵を所持する大工もおり、また絵様についての技術書も刊行されている。
![44.彫物下絵](http://history.hanaumikaidou.com/wp-content/uploads/2020/02/0008-015-01-01.jpg)
個人蔵
![45.雲形絵様](http://history.hanaumikaidou.com/wp-content/uploads/2020/02/0008-015-01-02.jpg)
個人蔵
![46.彫物下絵](http://history.hanaumikaidou.com/wp-content/uploads/2020/02/0008-015-01-03.jpg)
個人蔵
蟇股(かえるまた)や木鼻(きばな)をはじめ社寺建築には装飾的な彫刻が施されている。その彫刻の下絵のことを絵様といい、それを大工自ら描くことも必要であった。しかし絵師によると思われる下絵を所持する大工もおり、また絵様についての技術書も刊行されている。