斎藤頴・光司両氏が伝える織物技術で、江戸時代に庶民の間で流行した木綿縞織の一種です。明治10年代に両氏の祖父斎藤茂助が、東京蔵前の殖産所で伝習して以来同家に伝わるもので、現在わが国唯一の技術保持者として、県の無形文化財に指定されています。植物染料によって糸を染めるのが特徴のひとつですが、独特の色を出すため原液を口に含んで味覚によって配合するところに秘伝があります。また織り方と、砧でたたいて出した腰のあるしなやかさも唐桟織の特色です。
◇交通 JRバス豊房回り来福寺下車徒歩4分
斎藤頴・光司両氏が伝える織物技術で、江戸時代に庶民の間で流行した木綿縞織の一種です。明治10年代に両氏の祖父斎藤茂助が、東京蔵前の殖産所で伝習して以来同家に伝わるもので、現在わが国唯一の技術保持者として、県の無形文化財に指定されています。植物染料によって糸を染めるのが特徴のひとつですが、独特の色を出すため原液を口に含んで味覚によって配合するところに秘伝があります。また織り方と、砧でたたいて出した腰のあるしなやかさも唐桟織の特色です。
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