山調は寺社の仏画や、神々の姿も多く描いている。生活の糧を得るための手段ではあろうが、山調の描く神仏画は親しみやすく、それでいて山調の信仰というか、神仏に対する畏敬の念がよく表れている。

右:57.山調画「三者神影図」 当館蔵

右:61.山調画「二十三夜勢至菩薩図」 文政2年(1819) 当館蔵

右:65.山調画「刀八(兜跋(とばつ))毘沙門天(びしゃもんてん)図」 享和2年 当館蔵
山調は寺社の仏画や、神々の姿も多く描いている。生活の糧を得るための手段ではあろうが、山調の描く神仏画は親しみやすく、それでいて山調の信仰というか、神仏に対する畏敬の念がよく表れている。