山調は寺社の仏画や、神々の姿も多く描いている。生活の糧を得るための手段ではあろうが、山調の描く神仏画は親しみやすく、それでいて山調の信仰というか、神仏に対する畏敬の念がよく表れている。
![左:56.山調画「山宮大明神・長田大明神図」 現在の東長田山宮神社の両祭神を描いている 右:57.山調画「三者神影図」](http://history.hanaumikaidou.com/wp-content/uploads/2020/02/0303-028-01-02.jpg)
右:57.山調画「三者神影図」 当館蔵
![左:60.山調画「弥陀三尊来迎図」 右:61.山調画「二十三夜勢至菩薩図」 文政2年(1819年)](http://history.hanaumikaidou.com/wp-content/uploads/2020/02/0303-028-01-05.jpg)
右:61.山調画「二十三夜勢至菩薩図」 文政2年(1819) 当館蔵
![左:64.山調画「子安{こやす}地蔵図」 右:65.山調画「刀八(兜跋{とばつ})毘沙門天{びしゃもんてん}図」 享和2年](http://history.hanaumikaidou.com/wp-content/uploads/2020/02/0303-028-01-07.jpg)
右:65.山調画「刀八(兜跋(とばつ))毘沙門天(びしゃもんてん)図」 享和2年 当館蔵
山調は寺社の仏画や、神々の姿も多く描いている。生活の糧を得るための手段ではあろうが、山調の描く神仏画は親しみやすく、それでいて山調の信仰というか、神仏に対する畏敬の念がよく表れている。