曹洞宗の寺院で、北条藩主屋代越中守忠正が室の昌泉院殿の追善のため、承応3年(1654)に菩提寺として建立した寺です。屋代忠正は寛永15年(1638)に安房北条藩一万石に封ぜられ、北条に陣屋を構えますが、正徳元年(1711)屋代忠位のとき、家臣川井藤左衛門らの苛政に堪えかねた領民が一揆をおこしたため、翌年屋代家は領地を没収され、北条藩は廃藩となりました。境内には屋代家の墓地があり、寺宝として屋代氏接待の食器類が伝えられています。
◇日東バス鴨川駅行水玉下車徒歩8分
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曹洞宗の寺院で、北条藩主屋代越中守忠正が室の昌泉院殿の追善のため、承応3年(1654)に菩提寺として建立した寺です。屋代忠正は寛永15年(1638)に安房北条藩一万石に封ぜられ、北条に陣屋を構えますが、正徳元年(1711)屋代忠位のとき、家臣川井藤左衛門らの苛政に堪えかねた領民が一揆をおこしたため、翌年屋代家は領地を没収され、北条藩は廃藩となりました。境内には屋代家の墓地があり、寺宝として屋代氏接待の食器類が伝えられています。
◇日東バス鴨川駅行水玉下車徒歩8分