青柳区の祭礼は8月1日と2日です。かっこ舞は日枝神社境内でおこなわれた後、神輿とともに市内を歩き、区長宅や青年館などで神輿が休憩する間に踊ります。青柳区のかっこ舞にはささら・しめ縄・弓などの役はなく、3匹の獅子の踊りが笛とともに1曲伝わっています。3頭が揃っての踊りと1頭ずつの踊りが連続し、一つの踊りとされています。
約30年前、地区の老人が復興したいと希望したために、頭を塗りなおして踊りを教わり、現在に至ります。かっこ舞が途切れた期間は30年ほどですが、それ以前には青年が踊っていたようです。復興した後は小学生から高校生に踊りを伝えています。青柳では、女の子が笛や踊りを担当することも珍しくありません。