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丘陵地よりの蟹田川左岸一帯に、弥生・土師の遺物を包蔵する笠名遺跡があり、千葉県では唯一の石包丁が見つかっています。江戸時代初期の里見氏治政下では、廿人衆頭の宅間監物が知行し、村高は216石余。明治元年には238石余になっています。江戸時代後期から湾内漁業に進出し、明治には宮城海苔の養殖もはじめていますが、昭和初期に漁業は不可能となりました。神社は神明神社、寺院は長泉寺と、平安時代の像様をもつ木造阿弥陀如来立像を本尊とする安楽寺があります。