(15)大寺山洞窟遺跡(沼)  

 総持院の背後にある山の中腹、標高25mのところに高さ3m、幅6m、奥行25mの海蝕洞窟があります。昭和31年に発掘調査が行われて、縄文土器や舟形石棺、管玉、須恵器、直刀、短甲などが出土し、この洞窟が縄文時代は住居、古墳時代には墓として利用されていたことが明らかになりました。戦時中は防空壕として利用されたようですが、出土品を含め、この遺跡は市の指定史跡になっています。

◇交通 JRバス・日東バス西ノ浜下車徒歩5分