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海岸よりの高台に集落があり、江戸後期頃から湾内漁業に進出して、明治になると海苔養殖も始めるなど半農半漁の生活を営んでいましたが、関東大震災での海岸隆起と海軍基地の設置などで、昭和初期から海での生業ができなくなりました。江戸初期の里見氏治政下では、右筆の三浦半右衛門が知行し、村高は127石余。明治元年には157石余になっています。神社は御滝神社。樹高20m、目通り樹周4m80cmの老松は立派なものです。寺院は積蔵院で、天保年間頃に寺子屋が開かれていました。