石田(イシダ) 半ノ田(ハンノタ) 仲台(ナカダイ) 大芝(オオシバ) 風畑(カザハタ) 横嶺(ヨコミネ) 水手田(ミズテダ) 田向(タムカイ) 清水谷(シミズヤツ) 南作(ミナミサク) 大ミタ(オオミタ) 増野谷(マスノヤツ)
館山平野の南端に位置する小さな集落で、その東側の丘陵には横穴古墳群がみられます。江戸時代初期の里見氏治政下では里見氏の直接支配地で、村高は138石余。明治元年には170石余。江戸中期以降は北条村に44石余の出作がありました。明治時代まで山神社がありましたが、火災で焼失したため安布里の八坂山神社に合祀されています。寺院は大巌院、舎那院があります。また大網の山上には、戦時中に高射砲やレーダーを備えた要塞もつくられました。