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江戸時代は南条村・大戸村・作名村を合わせて一村とし、南条村と呼んでいました。集落の北部には古墳時代の土師器が広く散布し、八幡神社の後背山腹には、中世のやぐらを含む38基の東山横穴群あります。戦国期にはここに南条城が取立てられました。江戸時代初期の里見氏治政下では、泉慶院はじめ複数の社寺領と御隠居様家老の足立隠岐等の知行と、里見氏直轄地とがあり、村高は790石余。明治元年は南条村のみで505石余。神社は八幡神社で、かつては境内に神宮寺がありました。寺院は後藤義光の向拝彫刻のある観音寺のほか、柳作と西田にお堂があります。