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大神宮の地名は式内社である安房神社の存在することに由来します。安房神社境内をはじめ大塚山・小塚・長岡など縄文から古墳時代の遺跡が数多く分布し、開発の古い地域であることがわかります。江戸時代初期の里見氏治政下では、廿人衆の真田瀬兵衛・印東河内、使番十人衆の里見源次郎らが知行し、村高は519石余。天和2年には領主河野氏に対する一揆が起こりましたが、村の代表者七人が斬罪になっています。神社は安房神社のほかに、神明神社・八幡神社・稲荷神社があり、寺院は小塚大師として知られる遍智院をはじめ千祥寺・大鑑院があり、他に観音堂があります。明治22年に神戸村の大字となりますが、海岸よりの一部は富崎村に含まれました。