中里(なかざと)

下田(シタダ) グゾ(グゾ) 下台(シタダイ) 上ノ原(ウエノハラ) 笠登(カサト) 塔ノ下(トウノシタ) 塔〆(トウジメ) 大芝(オオシバ) 諏訪入(スワイリ) 草田(クサタ)

 県立安房養護学校裏の山裾に天田ヤグラという中世の武士の墓が4基あり、里見氏以前にもこの地域に有力な土豪のいたことがわかります。ここのやぐらからは五輪塔や宝篋印塔の残欠がたくさん出土しています。江戸時代初期の里見氏治政下では、廿人衆の黒川千勝が知行し、村高は77石余。明治元年には115石余になっています。神社は八坂神社、他に薬師堂があります。