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平砂浦に海岸をもたない谷間の集落で、山を越えて館山城下に出るヨウガイミチ(要害道)という古道があります。江戸時代初期の里見氏治政下では、御一門衆之頭正木大膳亮時茂が知行し、村高は105石余。明治元年には152石余になっています。古くから里芋祭と呼ばれるオビシャ神事が行なわれているところで、神社は十二所神社、寺院は成願寺があります。