県立安房養護学校裏の山裾に4つのやぐらがあります。現在は半分ほど埋没していますが、大正14年にここから中世の五輪塔や宝篋印塔が多数掘り出されており、それが笠登の墓地に祀られています。すべて残欠で完型のものはありませんが、多くは室町時代のもので、なかには南北朝時代のものと考えられるものもあり、里見氏以前の有力な武士の存在をうかがわせるものです。
◇交通 JRバス犬石下車徒歩15分
県立安房養護学校裏の山裾に4つのやぐらがあります。現在は半分ほど埋没していますが、大正14年にここから中世の五輪塔や宝篋印塔が多数掘り出されており、それが笠登の墓地に祀られています。すべて残欠で完型のものはありませんが、多くは室町時代のもので、なかには南北朝時代のものと考えられるものもあり、里見氏以前の有力な武士の存在をうかがわせるものです。
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