(16)蓮寿院(相浜) 

 浄土宗の寺院で、境内に元禄16年(1703)に発生した房州沖地震の犠牲者供養塔があります。この大地震で、この村の86名の人が津波による被害をうけました。『諸色覚日記』という名主の記録によると、現在の寺は正徳4年(1714)に村の伊右衛門という人たちが願いでて、津波の跡地に村の寺として再建されたことがわかります。

◇交通 JRバス相浜下車徒歩5分