犬石(いぬいし)

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 西黒土縄文包含地や犬石洞穴など古い遺跡の散在する地域です。江戸時代初期の里見氏治政下では、村高258石余で、奏者の関神平が91石余を知行し、残りは里見家の直接支配でした。明治元年の村高は311石余。神社は犬石神社、寺院は金蓮院と、竜岡南部の犬石飛地に王蔵院があります。犬石には旧神戸村役場がおかれ、また幕末には金蓮院の住職や名主島田楽山などが寺子屋を開き、明治11年には犬石小学校が開校されるなど、行政の中心となっていました。