坂井(さかい) 

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 平砂浦海岸のほぼ中央部にあり、坂井と小原の二つの集落からなる地域です。平安時代に安房国安房郡麻原(おはら)郷という地名があり、坂井の小原周辺がそれにあたると考えられています。小原周辺には古い遺跡が多く、坂井翁作古墳をはじめ、山脇には横穴墓ややぐらを散見することができます。江戸時代初期の里見氏治政下では、勘定頭の横小路将監が知行し、村高は101石余。明治元年には121石余となっています。神社は諏訪神社と吾妻神社があり、坂井と小原にそれぞれお堂があります。市道沿いには日露戦役の記念碑もみることができます。