(7)西岬村役場場跡(見物)

 明治4年(1871)に西岬の14ヵ村は旧来の藩の支配を脱して木更津県に編入され、明治16年には千葉県に編入されました。明治11年に郡区町村編制法が施行されると5村から3村で村連合がつくられ、17年には坂田以東の8村を所轄する戸長役場と、洲崎から外房の6村を所轄する戸長役場がおかれ、西岬村成立の下地となりました。そして明治22年に西岬村となったわけです。村役場は見物におかれ、モダンな庁舎でしたが、昭和29年の館山市との合併で一時公民館として使用され、その後昭和51年に取り壊されました。

◇交通 JRバス西岬下車徒歩5分