(1)サンゴ層(香)

 天然記念物として沼のサンゴ層が市の指定をうけていますが、沼と同じ層のサンゴを香にもみることができます。沼のサンゴ層は地層の代表的な模式地とされ、「沼層」「沼階」などと呼ばれており、東京湾の海進時期の形成と考えられています。香のサンゴ層は地層が露出しているため、化石の採掘がみられます。また浜田や早物・見物にはザンゴ(珊瑚)という地名があり、サンゴ層のあることを思わせます。

◇交通 JRバス洲の崎線浅間神社前下車徒歩10分