屋外展示場

 博物館の中庭は「屋外展示場」です。道のかたわらや、墓地のかたすみにひっそりとたっていた五輪塔や道標など石の文化財を展示しています。

宝篋院塔 正木和幸氏蔵

宝篋院陀羅尼経を収める供養塔。この塔は稲村城の一画から発見されたもので、室町時代につくられたものです。

五輪塔 国分寺蔵

空、風、火、水、地、つまり全宇宙を表す五輪からなる塔。墓石として用いられることもありますが供養塔として建てられることが多い。この塔は、市内で最も古いものです。

道標 石井多計麿氏寄贈

もと長須賀の来福寺のそばにあった道標です。江戸の中ごろのもので、ここの一の宮とは今の洲崎神社のことです。

三山碑 西光寺蔵

江戸時代の後半、西は伊勢神宮、北は出羽三山など観光と信仰を兼ねた旅が庶民のものとなってきました。出羽に参拝した人々が帰国するとその記念に石碑を建てることが流行しました。

武人像 小田喜きん一郎氏蔵

明治の頃、館山城の山麓から五輪塔が発見され、里見氏の関係の墓とのうわさが流れました。そこで附近の人が供養のためにつくったものです。

道標 竹原区管理

旧道の加茂坂にあった道標です。江戸時代の末期、その付近の寺子屋の師匠を記念して加茂村の筆子たちが建てたものです。