富浦町大房岬で、約18,000年前の富士の火山活動によってもたらされた立川ローム層のなかから、黒曜石製の石器がみつかっている。この頃は気温が低下し、海退が進み東京湾は完全に陸地化していたと考えられ、人びとは火山灰の降り積もる大地を打製石器を手に、ナウマン象などの動物を追い、常に移動を繰り返していた。
石器(富浦町大房岬遺跡) 先土器時代
個人蔵
富浦町大房岬で、約18,000年前の富士の火山活動によってもたらされた立川ローム層のなかから、黒曜石製の石器がみつかっている。この頃は気温が低下し、海退が進み東京湾は完全に陸地化していたと考えられ、人びとは火山灰の降り積もる大地を打製石器を手に、ナウマン象などの動物を追い、常に移動を繰り返していた。
石器(富浦町大房岬遺跡) 先土器時代
個人蔵