三芳村宝珠院古墳

 昭和62年、奈良時代に置かれた安房国府の有力な推定地である、三芳村「府中」の宝珠院跡の土中から、安房では古い段階の、小さな円墳3基がみつかった。

 これまでは丘陵上で、高塚古墳が確認されていたが、この古墳は、平野部の砂丘列上に埋没しており、高塚古墳の存在が少ないといわれている安房に、古墳の新たな存在形態を示した。

ほりだされた古墳(三芳村宝珠院古墳)

ほりだされた古墳(三芳村宝珠院古墳)
財団法人千葉県教育振興財団提供

須恵器はそう(三芳村宝珠院古墳)

須恵器はそう(三芳村宝珠院古墳)
財団法人千葉県教育振興財団提供