上総の玉作り

 千葉県内でも下総は、上野(こうづけ)・常陸(ひたち)と並んで滑石(かっせき)による玉作が盛んでしたが、最近の大規模な発掘調査で、上総の小糸川流域にも6カ所の古墳時代中期の玉作遺跡があることが確認されています。その1つがマミヤク遺跡の中にあり、これらの臼玉(うすだま)も近くの工房でつくられたものと考えられます。

13.木更津市マミヤク遺跡出土遺物

13.木更津市マミヤク遺跡出土遺物
  石製模造品(臼玉)<

13.木更津市マミヤク遺跡出土遺物 手捏土器
13.木更津市マミヤク遺跡出土遺物 手捏土器
13.木更津市マミヤク遺跡出土遺物

13.木更津市マミヤク遺跡出土遺物
  鉄鏃と鉄製模造品

(以上、木更津市教育委員会蔵)